半月板損傷は自然治癒で完治が可能なのでしょうか?
断裂した半月板自体が自然に治癒する可能性はきわめて低いです。
断裂した部位の幅が1cm以上ある場合は、手術を検討する場合があります。
半月板の辺縁3分の1には血管が豊富にあるため、縫合術によって治癒の可能性があります。半月板の中央3分の2には血管がないため、半月板の治癒が期待できません。そのため切除術が行われます。
半月板切除術は関節軟骨への負担があり、変形性膝関節症へ早期に進行するリスクがあります。近年では、半月板を温存するため、切除術ではなく縫合術を検討するケースが増えてきております。
半月板とは?
半月板は、膝関節のなかで大腿骨と脛骨の間にあります。
内側には内側半月板、外側には外側半月板がそれぞれあり、三日月状の形状をしています。
円盤状半月板といい、生まれつき半月板が大きい方もいます。
半月板の症状とは?
半月板損傷は、スポーツで膝をひねったり、加齢による変性によって発生します。
半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしで痛みがでたり、膝のなかで半月板が引っかかることがあります。半月板が割れたものが関節内ではさまると、膝関節が動かなくなります。これをロッキングといいます。
重度の引っかかりやロッキングでは手術の適応になる場合があります。
整体院で出来ること
整体で、損傷した半月板をくっつけることはできませんが、膝関節の可動域を増やしたり、痛みを減らすことは十分可能です。
膝のゆがみや半月板のズレや引っかかりを、手技で正しく整えることで、半月板や軟骨にかかる負担を取り除いていきます。
しかし、強いロッキングがあるなど重度の半月板損傷の場合は、当院の整体での回復は難しいです。
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